分詞構文の基礎
分詞構文とは「副詞節」を「副詞句」に言い換える表現です。
言い換えれば、「When, Because, If, Althoughといった接続詞+SVのまとまり」を「2語以上だがSVではないまとまり」に変える表現です。
以下の例を見てください。
Ex) When she saw me, she ran away.
分詞構文の作り方は以下の通りです。
1)接続詞があると後ろはSVのまとまりが絶対続くので、接続詞を排除する。
=> She saw me, she ran away. (この段階ではまだ文法エラー)
2)コンマを挟んで前後の主語が同じであれば前の物を排除する。
=> Saw me, she ran away. (この段階ではまだ文法エラー)
3)元々の文が受動態であれば動詞を過去分詞に、そうでなければ現在分詞に変える。
=> Seeing me, she ran away. (文法的にはエラーなし。これで完璧)
分詞構文は現在分詞や過去分詞がありますが、あくまで接続詞の省略なので、訳し方は大体以下のパターンです。
ただし5)と6)はとても大切ですので覚えてください。
1)時 when
2)理由 as, because, since
3)条件 if
4)譲歩 although, though
5)同時 ~しながら
6)連続 そして~する
5)の例
She was listening to her mother, writing a letter to her friend.
(彼女は友達に手紙を書きながら、お母さんの話を聞いていた)
6)の例
The leaf fluttered about in the wind, falling on his head.
(落ち葉は風にひらひら舞って、そして彼の頭に落ちた)
分詞構文は基本的に
1)文頭
2)文中
3)文尾
のどの位置にでも置かれますが、上の5)同時 と 6)連続 は基本文中と文尾だけで使われます。
ポイント:分詞構文は現在分詞(~ing)であろうと過去分詞(p.p.)であろうと、その動作主は文全体の主語と一致します。
Ex) He barely finished his homework, listening to his friend's worries.
友達の悩みごとを聞きながら、彼は何とか宿題を終わらせた。
listeningの動作をしたのも、文の動詞であるfinishedをしたのもどちらも文の主語であるHeで一致していますね。
ここから先はIELTS7.5以上あるいはTOEFL100点以上を目指す方向けの応用的内容になりますので、分詞構文が不安な人は基礎学習の上で次をご覧ください。
目安(大学入試向け標準レベルの分詞構文問題が解けるだけでなく、基礎~標準レベルの分詞構文を用いた文章が書ける)
分詞構文が「正しく使える」かどうかは常に意識してください。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
ここから先の閲覧にはログインが必要です
ログイン・会員登録はこちら圧勝キャリア獲得 20
アルファ特訓 1
総合商社圧勝内定 33
ボスキャリ圧勝内定 14
欧米アジアMBA圧勝合格 10
外資金融圧勝内定 21
起業 9
2023年7月よりTOEFLのWriting問題は、Integrated WritingとWriting for anAcademic Discussionの2つが出題されて...
Posted on 2024/10/25Duolingoで最短スコアメイクを目指しましょう!穴埋め問題は試験開始当初から存在していますが、出題傾向は少しずつ修正されています。最近では短文形式の問題も増えてきているた...
Posted on 2024/10/25Duolingoで最短スコアメイクを目指しましょう!穴埋め問題は試験開始当初から存在していますが、出題傾向は少しずつ修正されています。最近では短文形式の問題も増えてきているた...
Posted on 2024/10/19Duolingoで最短スコアメイクを目指しましょう!穴埋め問題は試験開始当初から存在していますが、出題傾向は少しずつ修正されています。最近では短文形式の問題も増えてきているた...
Posted on 2024/10/14【ボスキャリ自己PR改善ゼミ】JPモルガン、Citi、BofA、ゴールドマン、BCG、三菱商事、三井物産などボスキャリでトップ企業に内定するための特別ゼミ
Posted on 2024/10/14